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天使の降りた家

天使の降りた家

薬の服用開始

【 ビクつく体 】

異変に気がついたのは、まだ0歳の頃。
寝付く前の眠りが浅い時に、ビクッとするのです。

まるで電気が走ったかのように、体全体が跳ね上がる様にビクつくのです。
手足をバターンバターンと上まであげて。

それが、段々ひどくなる。
そのうち、5秒~10秒に一回が1時間程続く様になりました。

本人は眠いのに、体が跳ね上がるもんだから、起きてしまう。
「何で起こすんだ」とばかりに、泣く。
「ヒーーー!」甲高い声で泣く弦ちゃんを、私は押さえるように抱っこして寝かせつけていました。

ようやく寝付いたかな~と思って、そーーーっと手を動かすと
それでまた起きてしまい、ビクつきが始まり泣きだす。

その繰り返し。

私は、指一本動かす事が出来ず、ただただ じぃぃぃっと動かずに抱いていました。
それが毎晩、3時間程続いていました。


いくら呑気な私も、「これはおかしい。」
と思い、先生に相談しました。

先生は、「脳波の検査も異常波が出ていないのでねぇ・・・・・たぶん大丈夫だと思うけど・・・・」
という程度。
「たぶん、睡眠時ミオクローヌスでしょう、それなら問題ないですよ」と。



それでも、何だか おかしい、おかしい。
何か大きな病気が隠れているのではないだろうか。
不安はぬぐえませんでした。

ビクついている様子をビデオに収めて、先生に見てもらいました。

そこで、ようやく
同じ病院内の小児神経内科を受診する事になりました。






【 神経内科の受診 】

初めての神経内科。
担当の先生はN先生。

先生にも、ビクついている場面のビデオを見てもらいました。

「とりあえず、そのビクついている時の脳波を調べましょう」
という事になり、脳波の再検査をする事になりました。
(今までは熟睡してからコードをつけていたけど、寝る前の段階から付けるようになりました)

ようやく、このビクつく時の脳波を診てもらえるのだと、
私はそれだけで、肩の荷が下りた気持ちになり、ホ~ッとしたものでした。



検査は成功しました。

弦ちゃんは、睡眠薬を飲んだにも関わらず、
体全体でビクーンビクーンと跳ね上がり、その様子を脳波で撮る事が出来ました。

先生もやってきて、実際にその様子を見て、「なるほど~」と言っていまいじた。
そして、手を叩いたり光を当てたりしていました。



 
【 脳波の検査結果 】

脳波の検査結果が出ました。

判定は、グレー。
ハッキリとしたてんかんの波は見当たりませんでした。

しかし、怪しい波があるという事で、薬の服用が促されました。

↓その時の日記↓
http://plaza.rakuten.co.jp/nondai/diary/200910190000/


二人で迷った結果、予防のために
弱いてんかんの薬を飲み始める事にしました。


 【 薬の服用開始 】

まずは、どの薬が効くか、試しの期間です。
規定量の半分以下から開始。
朝夕食後に飲みます。

同時に、便通を良くするための下剤「ラキソベロン」の服用も始まりました。


☆ハイセレニン☆

:副作用:

眠くなる・肝機能が下がる・髪の毛が抜ける・血小板が下がる・・・・・・


:使用してみて:

眠気が強く現れました。
日中も表情が少なくなり、眠そうにぼーっとする事が増えました。

また、目の筋肉も落ちるためか、眠い時やリラックスしている時に、
右と左で別の方向を見る事が違う事がありました。


:結果:

ビクつき少し弱まる。
眠気が強く、日常生活にも支障が出てきたので、中止。



☆リボトリール☆

:副作用:

眠くなる、緊張が落ちる、痰が増える、など


:使用してみて:

痰のゼロゼロが急に増えました。
寝る時に鼻水、痰が喉に詰まり、呼吸が止まる事も出ました。
舌根の緊張が弱まり、横になると舌根が気道をふさぐようになってしまい、呼吸が苦しい。
食事の飲み込みも落ち、食事の量が減りました。


:結果:

ビクつき止まらず。
痰と鼻水が増え、常にゼロゼロする。
喉の緊張が弱まり、舌根が落ちる、食事の量が減るなどの為、使用中止。


 ☆フェノバール☆

:副作用:

眠くなる、肝機能が落ちる、緊張が弱まる、など


:使用してみて:

日中の目立った症状はなし
肝機能低下については、時々血液検査を要する。
ビクつき止まりはしないが、弱まる。



現在使用中・・・・・・・


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